今日から2泊3日で、浜松に住む友達ミオちゃんの
お家へ遊びにきています。
小田原から新幹線「こだま」に乗って、のんびりと浜松へ。
新富士駅では富士山も間近でバッチリ見れました。
到着して、まずは「地元では有名」という
とろろが名物の、その名も『とろろや』でランチ!
私は「日替わり膳」を注文。
とろろは大和芋か自然薯かを選べます。
とろろも美味しかったし、お料理も少しずつ
いろいろな味が楽しめて、お徳感がありました。
お腹がいっぱいになった段階で、本日の最大の目的地である
「うなぎパイ」工場見学へ出発。
浜松といえば、“春華堂の「うなぎパイ」”っていうぐらい
有名なお菓子ですが、その工場がファクトリーツアーを
開催しているんです。
しかも、見学は無料で、お土産付きですよ。
ミオちゃんが事前に、15時スタートの回を予約しておいてくれました。
私たちは、14時過ぎには工場に着いちゃったので
工場内に併設されているカフェ『春華堂カフェ』で
ミオちゃんと、愛娘ハナちゃんの3人で
お茶をしながら時間を潰すことに。
うなぎパイを使ったスウィーツもありましたが
今日は、このカフェでしか食べられない、しかも「土日限定販売」という
「プレミアムバームクーヘン」と、
かわいい雪だるまの形をしたその名も「ゆきだるま」を
3人で分けて食べることにしました。
バームクーヘンは「しっとり」というよりかは
ちょっとモサモサ系でした。
ミオちゃんはモサモサ系の方が好きらしく、かなりのヒット!
ホワイトチョコで作られた雪だるまの中は
チーズケーキ。これも、甘さがほどよくて
「美味しい、美味しい」と3人で喜んで食べちゃった。
「ランチでお腹がいっぱいだったのに、こんなにスウィーツが
食べられるなんて、やっぱりデザートは別腹だねー」と
アラフォー女性2人と7歳女児はしみじみと語り合いましたよ(笑)。
さあ、待ちに待った工場見学です。
最初は案内の女性が「うなぎパイのできるまで」を
簡単に説明してくれます。
その後、実際にパイ生地を焼いているベルトコンベヤーを
小さな窓から見学。
その後、2階に上がり、工場全体をガラス越しに見ながら
作業工程の説明を受けます。
説明が終わると、2階にあるシアターへ誘導され
そこで、もっと詳しい製作工程をVTRで見せてくれました。
VTRが終わると、実際にうなぎパイを製作している職人さんが登場!
「企業秘密に関わること以外でしたら、何でも質問に答えます」と言うので
みんなが次々と手を上げて、質問しました。
「なんで、“夜のお菓子”ってキャッチコピーなんですか?」とか、
「新しい味のうなぎパイは考えていますか?」といった
質問も飛び出し、面白おかしい質疑応答が続きました。
私が今回の見学で知った、うなぎパイの秘密は
まず「ほとんど手作り」だということ。
焼く工程と、梱包する工程は機械を駆使していますが
生地をこねたり、のばしたりするのはすべて
職人さんの手によるものだそうです。
ベテランの職人がその日の気温や湿度に合わせて
こね具合を調整するんですって。
従業員は150人いて50人ずつが交代で休み、
毎日100人で作業しているそうです。
1年のうち360日、工場は稼動していて
残りの5日間は機械のメンテナンス日らしい。
つまりはほぼ1年間、休みなく作っているってことですよね。
すごーい。そんなに作っても売れ続けているなんて
大人気のお菓子なんだなぁ。
さらに味の秘密として、
パイに塗りつけるシロップに「にんにく」が入っているんですって。
にんにくが入っているのと、いないのとでは
味が全然違います、と職人さんが話していました。
にんにくの味なんて、まったくわからないけれど
それがポイントなんですねー。
工場内の階段の手すりが「うなぎ」になっているなどの
ちょっとした遊び心もありました。
工場見学のお土産としては「ナッツ入りのミニうなぎパイ」と
うなぎパイの特製ストラップがもらえます。
それから、これが一番驚いたんだけど
うなぎパイのテーマソングがあるんです!
しかも、作詞作曲が小椋佳。
その名も『うなぎのじゅもん』。
<you tube>
http://jp.youtube.com/watch?v=nBMXxDg8Hlw
この歌は「浜松うなぎ料理専門店振興会」公認ソングでもあるそうです(笑)。
歌にあわせた体操みたいなダンスも必見ですが
サビの部分の「うなぎパイ、パイ、パーイ♪」って部分は
必聴ですよ〜。
というわけで、ものすごーく充実したうなぎパイ工場見学でした。
【とろろや】
http://tororoya.com/index.php
【春華堂 うなぎパイ工場見学】
http://www.shunkado.co.jp/factory/factory_top.htm