今日は朝から早起きして、分刻みのスケジュールで
香港観光です!!
まずは、香港を訪れたことのある人たちが
皆さんオススメしてくれたレストラン『糖朝』で朝食を。
朝8時台だったのに、日本人観光客がいっぱいいた!
2人とも、おかゆを頼んだんですが1人1個は多いかも〜。
私は「魚のすり身団子と牛肉のおかゆ」、ユウちゃんは「糖朝のおすすめおかゆ」。
さらには『糖朝』といえば「コレ!」ってぐらい有名な
マンゴープリンもご注文。
お腹がいっぱいになった段階で
地下鉄に乗って黄大仙駅へ移動。
ここには、香港で最も有名な道教の寺院「黄大仙廟」があります。
願い事が叶うお寺として、多くの信者がお参りに訪れ
願をかけたり、占いをして、神様からの声を聞くところです。
今日のメインイベントはここで占いをしてもらうこと!
まずは入口にたくさんの、お線香を売るお店が並んでいます。
中国では旧暦の年末にあたるため、
いまは毎日、「今年1年間、ありがとうございました」と
お礼参りに訪れる信者がたくさんいて、お寺の中はごった返していました。
皆さん、供物を捧げ、膝をついて、神様にお祈りしています。
年末なので、供物も豪華で「ブタの丸焼き」とかを捧げていました。
これは祈り終わったら、持ってかえって親族で食べるらしい。
ここでは膝をついて、願をかけながら「おみくじ」を引きます。
自分で引くわけではなく、番号の書かれたおみくじの入った筒を振り続け、
最終的に1本飛び出してきたものが、自分の番号。
その番号を元に占います。
超真剣におみくじを引いている、ユウちゃん!
自分の番号が出たら、すぐ隣にある
占い師のブースが180軒ほど並んでいる場所へ移動します。
私たちは朝早かったので、半分も開いていませんでした。
広東語で占ってもらうので、ガイドさんを雇っていたため、
彼女のおすすめの占い師さんのところへ行きました。
どうやら、有名な占い師さんらしく、
私たちがいる間に、地元の人が何人もやってきて、順番待ちをしていました。
番号を告げると、その番号のおみくじを出してくれます。
漢字が並ぶそのおみくじは、香港の人でも読めないそうで
占い師さんだけが意味を読み解けるそうです。
生年月日をいうと、読み解いてくれます。
私は残念ながら、今年はあまり運が良くないそうです……。ガックリ。
その後、顔相や手相で占ってくれるというので
合計750香港ドルを支払い、占ってもらうことにしました。
私は「面白そう」って軽いノリで出かけたのですが
ユウちゃんはものすごく真剣にいろいろと質問していたので
時間的には私の倍ぐらいかかっていました(笑)。
ハンサムなダンナさまが見つかりますよ、とか
結婚相手はこんな職業の人で、どっちの方角に住んでいますとか
具体的に言われたそうです。
終わってから、早速、「自分の結婚相手はこういう人」と、
まだ出会っていない未来のダンナさまに関して
真面目に分析していたので、思わず感心してしまった。
私はいつものことですが「あなたのパワーは仕事で発揮される!
これからもずっと働き続けろ!」と断言されちゃいました(笑)。
もう驚かないです、はい。
わざわざ香港まで行って、同じこと言われちゃうってことは
もう、「一生、働きマン」って運命なんだろうなぁ。
占いの後は、香港の有名デザート店『許留山』で
マンゴーデザート三昧をしながら、ちょっと休憩。
腹ごなしに、海辺へ向かい、
海沿いの道路に映画スターの手形が埋め込まれている
「アベニューオブ・スターズ」をお散歩しました。
海のそばの植え込みにいた猫ちゃん。
暑いから、日陰で涼しんでいたようです。
アベニュー・オブ・スターズから見た対岸の香港島の景色。
こんなモニュメントが設置されていました。
そして、ジャッキー・チェンの手形と私の手。
海辺で叫ぶ、ブルース・リーの彫像。
海辺を散策した後、スター・フェリーに乗りました。
海の上、フェリーから見た香港島の景色。
フェリーの艦内は意外ときれい。
香港島に着いたら、海沿いに建つフォーシーズンズホテルに
急ぎました。
15時からのアフタヌーンティーを楽しむためです。
1階のカフェ「ザ・ラウンジ」で受付後、
10分ほど待って、席へ案内されました。
お茶も選べたので、香港のフォーシーズンズホテル限定という
「フォーシーズンズ・ホンコン・ブレンド」を注文しました。
早速、トレイがやってきた。
一番下のフィンガーフードのトレイ。
真ん中のスコーンのトレイと、クロテッドクリーム&ジャム。
そして、デザートのトレイです。
今回、フォーシーズンズホテルのアフタヌーンティーを選んだ理由は
「シルバートレイサービス」!
なんと、デザートのトレイにのっている以外のスウィーツを
別のトレイにのせて、追加で持ってきてくれるんです。
全種類食べたかったけど、我慢して何個かチョイス。
「絶対に頼まなきゃいけない」とクチコミで書かれていた
マカロンは忘れずに選びました!
入口付近ではジャズバンドが生演奏を繰り広げています。
なんて、贅沢な時間なんでしょう。
アフタヌーンティーは1人だと190香港ドル、2人だと350香港ドルです。
贅沢で、ゆったりとした時間を味わえるって意味では
決してお高くないと思います。
そして、本日の最後のイベントは、昨日、空振りした
ヴィクトリアピークからの夜景鑑賞です。
フォーシーズンズホテルのそばから「15番」のバスが出ていたので
昨日に引き続き、それに乗り込みました。
今回はバスの終点に到着したときに
まだ日は暮れておらず、夕暮れの景色や夕日に間に合った!
で、張り切って、ピークトラムに乗りに行きました。
でもね、ここで、私たちはまだ気づいていなかったんです。
自分たちのビックミステイクに!!
私たちはピークトラムに乗って、「山頂へ」向かうつもりだったんです。
ただ、目の前の列車は下に向かって走っていく。
そもそも、周囲を見回しても、いま、私たちがいる場所から
上に延びている線路はない。
「おかしいなぁ。どうして、下に向かって走るんだろう」と
思いつつも、ピークトラムに乗り込みました。
「ちょっとだけ、後ろ向きに走って、どこかで
スイッチバックするのかも!」なんて、話していたら
列車は急スピードで山を下っていくじゃないですか。
しかも、背中を下にして急降下。
後ろ向きにジェットコースターに乗っているみたいな気分です。
景色がどんどん、後ろ向きに流れていく中で
1つの結論に達しました。
「ユ、ユウちゃん。もしかして、私たち、あのバスで
最初から山頂にたどり着いていたんじゃないかしら。
つまり、本来の夜景ポイントはいま、乗り込んだ場所で
いま、私たちが向かっている先は、夜景のキレイな山頂ではなく
夜景なんかまったく見えない地上なんではないかしら」
アタリでした。
着いた先は、300メートル下の街中です。
つまり、30分以上かけて、わざわざ登った山道を
あっという間に降りてきちゃったわけです。
なんていう時間とお金の無駄!!!
「15C」のバスに乗ったら、このピークトラムの駅に着くけれど、
「15」に乗ってしまうと、ピークトラムいらずで
直接、山頂に着いちゃうんですね。
昨日の濃霧のせいで(?)、そんなトリック(??)に
まるで気づきませんでした。
2人で情けないやら、悲しいやら。
それでも、夜景を見ずに降りてきちゃったので
「ここで帰るのもなんだから」と、またまた並んで
ピークトラムに乗り、山頂を目指しましたよ。
山頂に着いたら、ピークタワーの展望台へ。
20香港ドルを支払うと、360度景色を楽しめる展望台へ入れるのです。
その頃には、まさに「100万ドルの夜景」。
必要以上に苦労して、やっと見ることが出来ました。
さすがに疲れて、2人ともすぐにホテルへ帰ることを選びました。
もう、自分たちのおバカさに呆れた出来事でしたね。
なんで気づかなかったんだろうなぁ。
ちょっと考えれば、わかりそうなことなのに……。