2008.03.11 Tuesday
「きぼう」をのせてスペースシャトルが発射!
国際宇宙ステーション(ISS)に設置する
日本実験棟「きぼう」を搭載した米スペースシャトル「エンデバー」は
米東部時間11日午前2時28分(日本時間同日午後3時28分)に、
ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。
<毎日新聞の記事より引用>
ということで、無事にスペースシャトルが宇宙へ飛び立ちました!
ガンダムとか宇宙戦艦ヤマトとか、アニメの世界の話だった
「宇宙で人間が暮らす」ってことが
実現へ近づいているって、すごいですよねー。
今まで、日本が宇宙に打ち上げたものは
無人のロケットや衛星ばかり。
今回が初の有人宇宙施設になるそうです。
構想20年、総費用は5500億円以上。壮大なプロジェクトだ!
今日発射されたエンデバーに乗っていて
2度目の宇宙飛行となる搭乗員の土井隆雄さんは
「宇宙に初めて日本の家ができる」と記者会見で語ったんですって。
今回は土井さんが宇宙ステーションに「きぼう」の保管室を
合体させる作業をして、5月に打ち上げられる第2便に乗る
星出彰彦さんが実験室を組み立てるらしい。
最後に若田光一さんが12月から約3カ月間、ISSに長期滞在して
船外の実験装置を取り付けて完成、って予定だそうです。
※「きぼう」豆知識※
高度約400キロを周回するISSに設置され、4人の宇宙飛行士が
生命科学や天文学などの実験を行える。
実験室(外径4.4メートル、長さ11.2メートル)、
保管室(外径4.4メートル、長さ4.2メートル)、
船外実験施設(幅5メートル、長さ9メートル)、
ロボットアームなどからなる。ISSは完成すると幅108メートル、
奥行き70メートルで、スペースは大型航空機2機分になる。